RICE

こだわりのお米

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きれいなどろんこをゆりかごに

私たち米農家にとって、お米一粒一粒が子どものような存在です。
健康にたくましく育つように、時にはやさしく、時には自然のままに。
おいしい理由、その一部をご紹介します。
01 土
苗を守り、たくましく育てる土。
苗を守り、たくましく育てる土。
龍ケ崎は利根川や小貝川などの川沿いに位置しています。その影響から川が運んだ肥沃な土が堆積。この沖積土(ちゅうせきど)は、水もちと水はけのバランスがよく、栄養も豊富なために、稲作に適しているのです。
その中でも龍宮ファーマーズの田んぼは、土をしっかりと休ませ、さらには、たくさんの空気を呼吸させるように、丁寧に田起こしをしています。
02 水
透きとおる地下水のきれいな水。
透きとおる地下水のきれいな水。
龍宮ファーマーズが管理する田んぼの多くは井戸水と山間から滲み出るしぼり水を使っています。地下から汲み上げる井戸水は、季節の気温に左右されにくく、冷たくて安定した温度を保っています。稲の根元に冷たい水が入ることで、しっかりと根を張り、丈夫で倒れにくい稲に育ちます。また、井戸水には、地層を通る過程で溶け込んだ天然ミネラルが含まれており、この栄養が、お米の粒が締まり、炊いた時にツヤと甘みが立つとも言われています。
03 乾燥
大型の乾燥機で品質管理を徹底。
大型の乾燥機で品質管理を徹底。
お米の乾燥は、収穫後の品質を左右する重要な工程。どんなにいい水・土・育て方でも、乾燥が雑だと味も風味も落ちてしまいます。お米の風味や栄養を守るためには、じっくりゆっくり乾かすのが鉄則。急激に熱をかけると、米粒の表面が硬くなり、ヒビが入ったり、香りが飛んでしまうこともあります。龍宮ファーマーズは、一度に大量のもみを乾燥できる大型乾燥機を導入。味についても水分計や温度センサーがついていて、自動で最適な乾燥状態を維持。仕上がりが安定しつつ、米の芯からじっくり乾かすので、旨みや香りを逃がしにくいのが特徴です。
04 スマート農業
稲作のデジタル化に挑戦。効率化を推進。
稲作のデジタル化に挑戦。
効率化を推進。
龍宮ファーマーズは「スマート農業」も取り入れ、稲作の効率化にもチャレンジ。衛星画像データと連動した圃場管理を実施。龍宮ファーマーズが管理する圃場を衛星が自動で解析・マップ化することで、生育ムラなどを可視化します。データと連動したAIが、圃場の今、そして先の状況を予測してくれることで、可変施肥(作物の生育や土壌などのばらつきに合わせて、圃. 場の状況に応じた施肥を行う技術)を可能にし、無駄な作業や費用を省き、効率化を図ることができます。今後も龍宮ファーマーズでは、スマート農業を取り入れ、デジタルと人の手、それぞれの調和を図りながら、持続可能な農業を目指していきます。
INTERVIEW
INTERVIEW
INTERVIEW「作る人」 龍宮ファーマーズ 宮本一治
「俺でダメなら、龍ケ崎の農業が終わっちまう。」
宮本さんは、龍ケ崎の農業に、お米の生産に、真摯に向き合う。
「人間の命と直結する「食」。その主食である米を作ることは、社会的にどんなに大切なことかをみんなに知ってもらいたいんです。」と言います。
宮本さんの思い。それは、お米がどれだけの人の命の栄養源としてつながっているのか、お米を食べる消費者、お米を育てる米農家にも、しっかりとその価値を届けたい。政府による減反、若者を中心にした米離れ。SNSに流れる炭水化物の間違った情報。あらゆる「負の要因」が全国の農業の衰退を加速させているが、ここからまた新たに「米農家」の魅力を発信していきたいということ。
「人々の暮らしに必要不可欠な(農)に関われていることが宮本農産の使命。苦しい顔はしない。「だって、そんな顔して育てた米は食べてくないし、きっとおいしくないよ。何度も泣いたけれど、最後はいつも笑ってるそんな農業人生を送りたいですね。」
まさに、農LIFE,農SMILE !
龍宮ファーマーズのフロントマン宮本さんは、龍ケ崎の田んぼをステージに、地域を元気にする。

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丹精込めて作るお米は、
ほほ笑む味わい

龍宮ファーマーズで栽培するたくさんのお米たち。
龍ケ崎の気候や土壌に適したお米を栽培することで、
この土地にしか出せない「うまさ」を引き出しています。

龍宮ファーマーズのミルキークイーン

もちっとした食感、しっかりとした味わい。
もちっとした食感、
しっかりとした味わい。
ミルキークイーンは、コシヒカリをベースに開発された米の一種で、もちもちとした粘りと甘みが特徴のお米です。炊き上がりがしっとりしていて、冷めても硬くなりにくいため、お弁当やおにぎりにも最適です。
ご飯にした時は、光沢があり、ツヤのある見た目と、口に入れた瞬間の柔らかさ、そして独特の粘りが印象的。噛むほどにほのかな甘みが広がり、白ご飯だけでも満足感があります。粘りが強いため、炊き込みご飯や丼もの、和食の献立によく合います。
また栄養面では、白米としては基本的な栄養価は他の品種と大きく変わりませんが、粘り成分に関係するアミロペクチンの比率が高く、消化がよく腹持ちも良いというのも特徴です。「冷めてもおいしい」「もちもちが好き」という方に愛される、風味豊かなお米です。

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龍宮ファーマーズのコシヒカリ

もちっとした食感、しっかりとした味わい。
この土地でしか作れない香りと甘味。
茨城県産コシヒカリは、甘み・粘り・香りのバランスが良く、炊き上がりはふっくらツヤツヤ。冷めてもおいしく、和食全般はもちろん、洋食や丼もの、カレーにも相性が良く、どんな料理にも合う万能なお米です。また龍宮ファーマーズのコシヒカリは、井戸水で育てたお米。年間を通じて安定した水温とミネラル豊富な清らかな水で育つため、粒がしっかりして香りや甘みが際立つのが特徴です。ご飯に炊き上げると、ふっくらと艶があり、一粒一粒がやわらかくも弾力を持っていて、噛むたびにさらなる甘みが広がるのも人気の理由。
龍ケ崎の風土と清らかな井戸水が育む、こだわりの一杯をぜひ味わってみてください。

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